薬代が高い!?ADHD・ゲーム障害の治療費負担を減らす方法
どうも、ゲーム依存症、ADHDの当事者、SATAです。
ゲーム障害や、ADHDの治療を受けていくと必ず感じるのが、『薬代や診察代が高い』。
この負担額を減らす方法があるんです!
自立支援医療と言う制度を受ける事。
『何年も知らなくて制度を使ってなかった!』と言う方が、意外と多いです。
また、申請前の医療費用などの、返金請求はできません!
その為、対象の方はすぐにでも、申請手続きをして下さい。
自立支援医療とは?
精神科へ通院すると『薬代が高い』と感じる事がないですか?
特に、抗うつ薬は、通常の薬よりも薬代が高額。
薬代負担額を減らす方法があります。
社会保険、健康保険どちらでも制度利用は可能で、資格受給証を得た時点から、自己負担額が、1割になります。
なお、自立支援医療受給は永久ではなく、1年に1度の更新となりますので、通院先の担当医または、病院に確認が必要になる。
カウンセリングなどは、保険対象外ですので、全額自己負担となります。
手続きは、市役所・区役所などの障害福祉課ですので、直接お電話で確認するのが、確実で最短です。
自立支援医療制度の対象者は?
自立支援医療制度の対象者は、心の病気全般と、法律で細かく決められています。
- 統合失調症
- うつ病
- 不安障害
- 知的障害
- 薬物依存症
- てんかん
などですが、ゲーム障害・ADHDなどでも、自立支援制度を受けられる可能性が高いので、通院先の担当医に、相談してみて下さい。
自立支援制度の手続き方法
手続き方法は、市役所・区役所で可能ですが、必要な書類がいくつかありますので、確認して下さい。
- 健康保険証(社会保険・国民保険)
- 所得などが確認できる書類
- 医者の診断書
- 申請書
- 印鑑
などですが、患者さんにより、必要書類が異なる場合がありますので、電話で書類確認をするようにして下さい。
手続きから受給者証が届くまでに、時間がかかりますが、申請書控えで代用できる場合があり、そうでない場合も後から払い戻し請求ができます。
自立支援制度の負担額
患者様の、所得金額により変わります。
低所得・中間所得・高額所得により負担額が変化。
自分の所得金額がわからない方は、申請時に、市役所・区役所の担当課が調べてくれますので安心して下さい。
月額負担額の上限ですが、通院の診察代+薬代代です。
上限金額は2500円、5000円とあります。(生活保護者は0円)
ここで勘違いする方が多いです。
月額5000円上限となった方は、病院の診察で1000円、薬代で7000円となった場合は、合計8000円になります。
8000円−5000円=3000円ですが、この3000円は公費で支払いされますので、自己負担はなし。
患者さんは、5000円のみ自己負担となります。
まとめ
自立支援制度は、意外と知られておらず、何年も使われていない方がとても多い。
担当医も、教えてくれない事があるようです。
精神的な病気の治療は、金銭的な負担も多く、生活に支障が出る事もあり、ストレスの原因にもなる。
少しでも経済的な負担を減らす為にも申請する事をお勧め致します。