ゲーム課金20万は依存症なのか?経験談から分析して解説
どうもSATAです。
先日からテレビやSNSで話題となっている、「課金20万はゲーム依存症」である。
きっかけは、ニュース番組、news zeroが2019年11月27日の放送。
そして、ツイッターなどではハッシュタグ(#課金20万)がトレンド入り。
この問題で大きく議論が繰り広げられました。
Twitterのトレンド入りしてるみたいだけど、、、
廃課金パワプラーはそれを新キャラが出るたびに繰り返してもうすぐ5周年ですぞ🎊#課金20万 pic.twitter.com/nu05WZiYKR
— 無冠の帝王@散れ漆黒 (@teioupawa) November 28, 2019
生活に支障が出るほどゲームに依存した状態を「ゲーム障害」=病気として認定
ならば
生活に支障が出るほど推しに依存しているドルオタも病気として認定されてもよさそうじゃない?#課金20万 pic.twitter.com/gqzbhjlr3w— hide (@silencesoeji) November 28, 2019
俺は50万課金して、生活できなかったし、借りてる金も返せてないから、
病気だったと、思ってるゾ!#課金20万— アキ^^オッドボール課金軍曹@ポケモン大好きクラブ (@aaaakkkii0319) November 28, 2019
ゲーム依存症だった、僕の経験談を踏まえて、解説していきたいと思います。
結論から先にお伝えすると、病気の可能性があるので、疑ってみましょう。
課金20万円が依存性なのか?
「ゲームに課金20万円をしている」
おそらく、正常な考えの人であれば、ゲームに課金20万円もしないであろう。
議論で否定している人のほとんどは、「趣味だから」「誰にも迷惑をかけていない」というのが大半であり、認めようとしない。
趣味にお金をどれだけ使おうが、個人の自由であるが、現実的に、ゲーム課金による社会的な問題は計り知れないくらい発生している。
こうした事実があり、2019年5月WHO(世界保健機関)で、ゲームに依存している状態をゲーム障害として、病気認定された。
そのため、否定的ではなく、認めていき、今後の改善策を定義していくのが本質である。
ゲームが趣味だから問題ない?
「ゲームが趣味で好きだから」課金しても、問題ないという考え方もある。
しかし、冷静に考えてみると、本当にそうなのか?
ゲーム課金により、手に入る物は、架空世界のアイテムであり、リアル世界に役に立ち、生活を潤す可能性はほぼないに等しい。
趣味が買い物であれば、服を買うことにより、お洒落になり、モテる確率も上がる。
釣りやゴルフなどの趣味も同じく、道具にお金は必要であるが、健康にもなり、社交性も上がる。
他の趣味と比較してみても、わかる通り、ゲームのやりすぎは、メリットがないのが特徴。
むしろ、ゲームにハマることにより、引きこもり、うつ状態になる人が大幅に増加している。
特にSNS上には、ゲームにハマっている人々が、病んでいたり、暴言を吐いたり、異常な行動が目立つ。
実際に、僕もゲームにハマってしまい、依存症になり、うつ病になってしまった1人。
過去のゲーム仲間のほとんどが、依存症であり、多数の相談や報告を受けており、悩んでいる人がとても多いのを実感している。
課金をしなければ依存症ではない?
課金をしなければ、ゲーム依存症ではない?という意見もありますが、無課金であっても、長時間のプレイが私生活に支障をきたす。
課金する、しないは、依存とのきっかけに大きく関係するので、課金システムを大きく変えるのが一番の解決策である。
スマホゲームのガチャは、青天井なので、いわゆる底なしでお金を吸い上げるシステムのため、問題になっているといっても過言ではありません。
ゲーム課金額が大きくなると必ず依存する
今回の議論は、課金20万という数字でしたが、客観的に見ると金額自体は大きくない。
個人の収入や、価値観により、大きく違ってくると思いますが、課金額が100万円以上、1000万円以上の課金者がいるのも事実。
課金の金額が増えると、依存のレベルもさらに上がる。
理由は、簡単で後戻りできないからである。
本音は、やめたいと思っているが、中毒症状が出るため、ブレーキがかからない状態になる。
課金を煽るシステムに問題がある
これまで、ゲーム障害については、考察してきましたが、ゲームにハマる人は被害者に近い。
「無料ではじめられる」がきっかけで、インストールしたものの、ゲームを進めるには、課金が必要だと分かり、ハマっていく、ストーリー性が大きな問題。
射幸心を煽り、人間の弱みをつく戦略なので、運営側が大きく改善すれば、ゲーム依存症問題は解決の方向に進むはず。
しかし、改善どころか、ギャンブル性を高めるばかり。
そのため、日本国内で大きく問題となった背景があります。
課金システムの無いゲーム
ソシャゲ、スマホゲームには、課金システムがありますが、課金システムの無い、買い切り型のゲームは問題事例が少ない。
PS4や、任天堂switchのようなゲームは、依存性も低く、今回のような大きな問題へと発展していない。
やはり、課金システムがあらゆる問題の、大きな原因であるのを把握し、ゲーム運営会社が見直しをかけるのが、一番の解決策であります。
日本政府が大きな規制をかけてしまう可能性が十分あるので、今後の動きに注目が集まっています。
まとめ
ここまで解説してきましたが、ゲームの課金システムを見直さなければ、ゲーム障害、依存症の問題は解決しないでしょう。
運営側が改善する可能性は、ビジネス上、極めて低いので、国が規制をかけなければ難しいのが、現実なのかもしれない。
中国や韓国のように、ゲーム、ゲーム課金に対して、厳しい規制を設けるのか?
日本も同じような規制を設けるのか?
今後の日本政府の動きに、大注目です。