ニートとは?定義や由来・日本と世界の統計データーなど考察してみました!
ニートって言葉を皆さんも知ってますよね?
『仕事していない人』ってイメージだと思います。
実は、まだまだ色んな意味があるんです。
具体的に解説していきたいとおもいます。
ニートの定義や由来とは?
ニートはイギリスからの語源で、正確に英語表記では
Not in Education, Employment or Training(ノット・イン・エディケーション・エンプリメント・オア・トレーニング)
日本人が略してNEETと名付けられました。
- 15歳〜35歳の教育や職業訓練を受けていない者
- 雇用されていない者
- 家事や通学していない者
35歳までの制限があるのは意外と知られてないですね〜
ニートよりも深刻なスネップ
solitary non-employed persons(ソリタリー・ノン・エンプリード・パーソン)
略してSNEP(スネップ)と呼ばれる者がいます。
- 20歳〜59歳までの無職
- 知人や友人がいない
- 独身・未婚
ニートよりも問題視されており、年齢層が幅広く
大人のひきこもりです。
ニートの人口数
日本や海外でのニート数を見ていきましょう。
日本では、2018年データー統計によると
なんと約71万人のニートがいたようです。
過去のデータ比較では、年齢層別で増加や減少がありますが、30歳〜38歳の中高年ニートの増加が目立つようで、深刻化しているようです。
海外では、トルコ・イタリア・ギリシャの順でニートが多いようで、世界的にトルコが1位で、日本は30位くらいです。(2017年時点)
ニートの性別・男女比率
男性・女性では、男性の方がニートの人数が多いです。
これには理由があり、女性に多い、家事専従者または家事手伝いをニートとして認定していないからです。
実際には、男女比率は大きく変わらないようです。
ちなみにですが、専業主婦の方はニート分類ではありません。
結婚生活の中で育児や家事をしている事は、ニートの定義には当てはまりません。
より詳しい数字やグラフ解説は、厚生労働省サイト・ヤフーニュース記事で確認できます。
まとめ
日本人の誰もがよく使う『ニート』という言葉。
意外と由来がイギリスからなんて知らない方が多いと思います。
定義に関しても、ニートとスネップの違いもお分かり頂けたかと思います。
増加傾向にあるニートが少しでも減ることを願いたいですね。